注文住宅は難しい？解らないことだらけ？そんな方の疑問や不安にここで答えます！

注文住宅はお金がかかると聞いて不安？まず費用の項目や相場を理解しよう！

建売住宅と比べると、注文住宅の費用は高いという話を聞いたことがあるでしょう。
たしかにその傾向はありますが、むやみに不安を感じる必要はありません。
重要なのは費用の項目について把握して、そのうえでそれぞれの相場も知っておくことです。
正確な情報を得ていれば、金額を知っても納得できますし、節約するポイントも見えてきます。
たとえば建築費といっても、住まいの部分ごとにかけられる金額は異なります。
さらにエクステリアまで視野に入れると、項目は数十にも及ぶのが一般的です。
そのすべての相場を調べることは容易ではありませんが、いくつかの建築会社にアプローチして相見積をとると参考になるでしょう。
相見積もりの内訳を見ることで、どれくらいの金額を請求されるのか分かるからです。
注文住宅である以上、個々に家の構成が異なるので統一的な相場を知るのは困難です。
よって、相見積もりなどを利用して、相場を推定することが基本となっています。

注文住宅の税制優遇を知って上手にマネープランを

注文住宅は設計の自由度が高い分、何かと費用も増えがち。
そのため予算に余裕のない方の中には、注文住宅を諦めてしまうケースも目立ちます。
しかし税金控除や補助金といった税制優遇を活用すれば、注文住宅の費用を軽減することも可能です。
例えば住宅ローン控除などは、よく知られた税制優遇でしょう。
これは長期優良住宅や環境配慮型の住宅を新築した場合、2025年12月31日までに入居することで、控除金額が増額されるものです。
ちなみに長期優良住宅とは長期にわたって世代を超えて使用できる住宅を指しますが、これに認定されただけでも、長期優良住宅普及促進のための優遇措置を受けることが可能。
すなわち登録免許税と不動産所得税そして固定資産税が減額されます。
さらに2024年3月31日までに土地や建物を取得し、住宅の引き渡しを完了すれば、不動産取得税の軽減措置まで受けることが可能です。
他方で補助金としては、ZEH補助金がよく知られます。
これはZEHとはゼロ・エネルギー・ハウスの略であり、省エネかつ創エネの環境配慮型住宅を指します。
高断熱や太陽光発電システムなどの条件を満たすことで、補助金の交付が可能になります。